10月31日から11月4日にかけてラオスに渡航し、支援候補先の小規模コーヒー豆農園を視察した旨をご報告させていただきます。
今回の渡航では、支援先のコーヒー農家を訪問し、現地の栽培状況や課題のヒアリングを行いました。特に、収穫・精製のプロセスにおいて選別が不十分である点が確認され、品質向上のための技術指導を実施しました。
選別指導では、熟したチェリーの見分け方や水比重を使った選別方法を実践形式で説明後、適切な保管環境等についてもアドバイスし、実際の農家の保管状況を見ながら改善点を提案しました。
※技術指導の様子(コーヒー豆の選別方法を実物の果実を使用し説明)
ヒアリングの結果、多くの農家が親の代から受け継いだ方法で栽培しており、技術向上の機会が少ないことが判明。また、民間バイヤーとの取引が主流で、価格が日々変動するため、安定した収益を確保しにくい状況でした。品質向上の試みも過去にはありましたが、適切な手法が確立されず、収益増加につながらなかったことも分かりました。
技術指導を行った農家からは「この方法なら取り入れられそう」「品質が向上すれば継続したい」と前向きな声を聞くことができました。今後は、Facebookグループを活用して知識共有を進めるほか、農家のコーヒーサンプルを評価し、品質向上の具体策を探ります。また、協力企業と連携し、支援先農家のコーヒーを使った商品開発にも取り組む予定です。
今後も継続的に支援を行い、ラオスのコーヒー農家とともに品質向上と協力企業を目指していきます。
特定非営利活動法人NGOクワトロ